Subject   : オーラプテン(AUR)

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 オーラプテン(AUR)
みかんの他、ナツミカン、ハッサク、グレープフルーツ、ユズなどの果皮に含まれる「オーラプテン」という香りの成分です。
ガン予防の効果が期待でき、マウス皮膚、ラット口腔、ラット大腸の系で顕著な発がん抑制活性を示すそうです。
オーラプテンは、みかんの果皮中に60〜100mg/1kg程度含まれ、果肉にはほとんど含まれないそうです。 市販の果汁飲料は果皮ごと搾られる場合が多いため、カンキツジュースにはある程度(多いもので1.8mg/1L)含まれています。
マウス皮膚、ラット口腔、ラット大腸の系で顕著な発がん抑制活性を示します。 クマリンもフラボノイドと同様、カンキツでは他の植物由来のものとは異なる構造のものが含まれています。すなわち、側鎖に多様な炭化水素鎖を有するクマリン類であるが、AURもその一つで、7-Geranyloxy coumarinである。AURは抗菌作用が知られていましたが、近年発がん抑制作用の研究が進み、後述のように食品由来の抑制物質としては後述のリスベラトロールに次いでトップクラスの研究蓄積が得られています。

 ⇒ 免疫機能を強化・調整する食品

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