Subject : イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)
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イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)
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イミダペプチドは、カルノシンとアンセリンという2つのアミノ酸結合体の総称で、イミダゾールジペプチドともいい、人間や動物の骨格筋に存在する成分です。
アミノ酸結合体であり、主にカルノシン(β-alany1-L-histindine)とアンセリン(β-alany1-1-methy1-L-histindine)、バレニンがある。
種々の動物の骨格筋に広く分布し、特に鳥の胸肉、マグロやカツオ、鯨等の肉に多く含有されている。
生理作用としてはカルシウムの体内輸送およびCa2?-ATPアーゼ作用を刺激することが知られている。
ヒトの生体内では筋pH低下の緩衝作用、またイミダゾール基により抗酸化作用を持つことが報告されている。
『イミダゾールジペプチド』には、疲労予防をする力だけでなく、疲労回復力を高める力があると考えられます。(大阪大)
魚類の筋肉中には、アンセリンやカルノシン、バレニンといったイミダゾールジペプチドが含まれている。これらのペプチドは生理的pHの範囲で高い緩衝能を有しており、筋肉pHの低下を抑制することで運動能力の維持に役立っていると考えられている。自然界では、遊泳能力の高い魚類や鯨類の筋肉中に多量に分布していることからも、その運動能力との関わりが注目されている。そこでマグロの筋肉中よりアンセリンを抽出、分離、精製し、これをマウスに食べさせて運動試験を行った。
ヒトや動物の骨格筋に存在するアミノ酸結合体です。長時間、翼を動かし続ける渡り鳥の筋肉中に高濃度に含まれ、食肉においては鳥胸肉が牛肉や豚肉に比べて2〜3倍も豊富に含んでいることが知られています。
イミダペプチドにはカルノシンとアンセリンがあり、カルノシンはβ-アラニンとヒスチジン、アンセリンはβ-アラニンとl-メチルヒスチジンとのジペプチドです。
、乳房、結腸、肺、皮膚、子宮頚部、卵巣に存在するルテインが、それらの部位のがんに対して予防効果をもつ可能性がある。(Cooperら)
- ◆ イミダゾールジペプチドの効果があると思われるもの
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心を癒す、体の疲れを癒す成分
- ◆ イミダゾールジペプチドが含まれる食品例
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鳥の胸肉、マグロやカツオ、鯨等の肉
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