ホルミシス

ホルミシス効果とは、「微量な放射線をゆっくり浴びることで、体内の免疫力を高める」という考えです。

ホルミシスとは、ホルモンと同一語源のギリシャ語「Hormo」に由来し、「刺激する、促進する」という意味を持ちます。
1980年ごろ、アメリカの生命科学者でミズーリ大学教授のトーマス・ラッキー博士が唱えた「微量な放射線は体の免疫力を向上させるなど、有益な作用があること」を証明。現在では、世界および日本の著名な研究者たちも「微量放射線によるホルミシス効果」に同意を唱えています。 もちろん、多量な放射線を急激に浴びるのは危険。しかし、微量な放射線をゆっくりと浴びることは、「体内の免疫力を高めるうえで有用」と考えられています。これが、微量放射線によるホルミシス効果です。

遠赤外線の温熱効果をもつラドンガスにより、新陳代謝が活発化される マイナスイオンやアルファー・ベータ・ガンマ線の電離放射線が身体細胞に作用し、自然治癒力を高める 体に有害な活性酸素の抑制に作用する
確かに人間をはじめとする地球上の生物は皆、古くから自然放射線を浴びながら生きてきました。ある研究によると、「放射線をすべて遮断した環境の中では、生物は生きていけない」という報告もあるそうです。
効果が現れやすい微量の放射線量は10〜200ミリグレイといわれており、これは、私たち人間が1年間に受ける自然放射線量の約10〜200倍にあたります。
この「微量放射線 ホルミシス効果（刺激・促進作用）」が今、薬と手術を用いない代替医療の分野において、高い注目を集めています。既にホルミシス効果を利用した様々な取り組みが進んでいますが、今後さらにその需要は高まると見られています。
ラジウム温泉にその効能を求めて多くの人が押し寄せるのも、その一例です。 日本で有名なラジウム温泉といえば
秋田県 玉川温泉（岩盤浴）
山梨県 増富温泉
鳥取県 三朝温泉
この3個所です。
ラジウム温泉や岩盤浴で知られる地域では、「温泉、土壌、岩盤などが発するラドンや微量の放射線が、体内の自然治癒力を刺激している」と考えられているのです。この微量なラドンや放射線が体内の免疫力に働きかけることを「放射線のホルミシス効果」といいます。つまり、ラジウムから発生するラドンや微量の放射線が、体内の潜在的生命力を刺激していると考えられています。

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