Subject   : 有機半導体材料(OSC Materials)

カテゴリー  : 産業・技術 > 材料技術


 有機半導体材料(OSC Materials)
 有機半導体(Organic Semiconductor)材料は、半導体としての性質を示す有機物のことでです。

 半導体特性は、ペンタセンやアントラセン、ルブレンなどの多環芳香族炭化水素や、テトラシアノキノジメタン (TCNQ) などの低分子化合物をはじめ、ポリアセチレンやポリ-3-ヘキシルチオフェン(P3HT)、ポリパラフェニレンビニレン(PPV)などのポリマーでも発現する。

  有機半導体材料は低分子系と高分子系に分けられます。

種類 メモ
低分子系
アセン類 テトラセンやペンタセン
オリゴチオフェン誘導体
フタロシアニン類
ペリレン誘導体
ルブレン
Alq3
TTF-TCNQ
高分子系
ポリチオフェン ポリ-3-ヘキシルチオフェンなど
ポリアセチレン
ポリフルオレン
ポリフェニレンビニレン
ポリピロール
ポリアニリン

◆ 応用分野
有機エレクトロルミネッセンス(有機EL) 有機電界効果トランジスタ (OFET) 有機太陽電池(色素増感太陽電池、有機薄膜太陽電池) 有機光起電力デバイス (OPV) 有機発光ダイオード(OLEDs)

  (出典)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 ⇒ 有機エレクトロニクス

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