Subject   : ホイスラー合金

カテゴリー  : 産業・技術 > 材料技術


 ホイスラー合金
 ホイスラー合金は、コバルト(Co)、鉄(Fe)、シリコン(Si)、銅(Cu)・マンガン(Mn)・アルミニウム(Al)など、それぞれの元素が規則性をもって並ぶことで強磁性体となる合金(例:Co2FeSiやCu2MnAl)で、ドイツ人のホイスラーが発見しました。

このホイスラー合金を用いた形状記憶合金は、外から磁界をかけると元の形状に戻る特性を持ち、機敏に応答する形状記憶合金の実現が期待されています。また、ホイスラー合金は中を流れる電流の電子のスピン(自転)を効率よく一方向にそろえることができる特性を持っており、超高密度HDD用磁気ヘッド材料として期待されています。


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