オブジェクトには、あらかじめ用意されているプロパティ(属性)があります。
このプロパティを使うことで、簡単な動作や様々な表現が可能になります。
例えば、documentというオブジェクトは、そのメソッド(.write)が持つ引数を表示する
ものですが、あらかじめ用意されているプロパティを利用することによって、
背景色や文字色、ドキュメントの URL、最終更新日、タイトル、などを取得し、あるいは
変更することができます。
<script type="text/javascript">
<!--
document.writeln("最新更新日 :" + document.lastModified);
//-->
</script>
このように記述しておくと、ページの更新が行われた際に、その日時が表示されます。
実行結果 ⇒
| プロパティ名 | 機能 |
|---|---|
| alinkColor | アクティブなリンクの表示色 |
| anchors | 画面上に表示されている全アンカーの内容の持つオブジェクトの配列 |
| bgColor | 背景色 |
| cookie | クッキー、ちょっとした情報を入れるための文字列型オブジェクト |
| fgColor | 表示色 |
| forms | 画面上に表示されている全フォームの内容を持つオブジェクトの配列 |
| lastModified | 最終更新日(つまりは最新更新日) |
| linkColor | リンクの表示色 |
| links | 画面上に表示されている全アンカーの内容の持つオブジェクトの配列 |
| location | 表示中のURL |
| referrer | 呼び出したURL |
| title | ドキュメントのタイトル |
| vlinkColor | 訪問済みのリンクの表示色 |