Text オブジェクト

ユーザーからの文字列の入力を受け取るためのコントロールオブジェクト。ただし、このオブジェクトで入力できる文字列は１行だけという制限がある。
どの程度の長さの文字列を入力できるようにするのかはHTMLオプションの SIZE で指定することができる。
Text オブジェクトのプロパティとその機能

プロパティ	機能
defaultValue	コントロールの初期入力の値を参照する
name	name属性で指定されている要素名を参照する
type	指定されたコントロールの形式（text）の値を返す
value	入力されたコントロールの値を参照、または設定する

Text オブジェクトのメソッドとその機能

メソッド	機能
blur()	ユーザー入力可能なフォーカスを外す
focus()	このオブジェクトにユーザー入力可能なフォーカスを設定する
select()	入力された文字列をハイライト表示された選択状態にする

　textarea オブジェクト

textオブジェクトが比較的短い文字列の入力に向いていたのに対し、このオブジェクトは複数行にまたがる長い文字列を取得することができる。
textareaオブジェクトのプロパティとメソッドはtextと同様です。

　password オブジェクト

password オブジェクトのプロパティは、text オブジェクトと 同様です。 メソッドに「select」が使用可能で、入力された文字列をハイライト 表示された選択状態にすることができます。
passwordオブジェクトは、後述するtextオブジェクトと同じように、Webページ上にユーザーが何らかの文字列を入力するためのテキストボックスを表示します。textオブジェクトと異なるのは、入力された文字列は画面上には表示されず、アスタリスク(*)が表示されます。JavaScriptコードやCGIで受け取る際には、ユーザーが入力した文字列の情報をそのまま得ることができます。

• JavaScriptのオブジェクト