難しい同音異字

同じ音でも使い分けないといけない漢字が多くて難しいですね。

● 「あと」

足跡、建物の址、後と三分類できます。

漢字	メモ
跡	同じ間をおいててんてんと続く歩いたあと。
後	うしろ。
迹	地面を歩いてきたあと。
痕	根を残すきずあと。もののあとかた。
址	建物の土台。建物の残ったもの。
墟	昔あったものが朽ち果てて、くぼみだけが残った所。
瘢	平らにへばりついたきずあと。
趾	建物のあと。
蹤	長く連なるあしあと。
蹟	あしあと。建物の土台のあと。
躅	地上についたあしあと、わだちのあと。

● 「ある」

「有る」は人には用いません。

漢字	メモ
有る	実際の空間に形をなしている。
在る	そこにずっととどまっている。
或る	事物・人・時・場所などを漠然とさす。
存る	ずっとそこにおく。

● 「いう」

漢字	メモ
言う	言葉をはっきりと発音していう。
云う	口ごもって声を出す。
謂う	ある人に向かっていう。 あることをめぐってはなす。 名づける。
諤う	正しいことを遠慮せずにいう。
曰う	くちをあけてものをいう。
道う	のべる。

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