| 種類 | メモ |
|---|---|
| サンバ | ブラジルの民族音楽.特長のあるアクセントを持ち,かなりアップテンポの2拍子系の曲.打楽器をはじめ多くのリズム楽器を使用する |
| タンゴ | 4拍子で歯切れの良さが特長.西アフリカの黒人に起源を持ち,それがスペイン,更にアルゼンチンに伝わり発達した.アルゼンチンタンゴはキューバのハバネラとミロンガに強く影響を受けた.ヨーロッパでは舞曲として愛好されてコンチネンタルタンゴとなった.この二種は演奏形態や律動の点で極めて異なっている |
| チャチャ | 1950年代の中頃,アフロ系のリズムにヒントを得てキューバで生まれた2拍子のダンスリズム. |
| ディスコ | 語源はレコード室のこと.生演奏の代わりにレコード音楽をかけて踊らせるダンス喫茶的な場所のこと.その音楽をディスコ音楽と言う. |
| バラード | 14〜15世紀の舞踏歌であったが,18世紀に入って一種の叙情詩的性格を帯びた詩に付けられ,これを合唱・独唱・管弦楽等の為に作曲したもの |
| ハバネラ | キューバのハバナを中心に起こったリズム.緩やかなテンポで2拍子系のタンゴに似た律動を持つ.1850年頃スペインに伝わり,後に世界へ広まった |
| バイヨン | サンバと共に有名なブラジル北部の民族舞踊音楽.2拍子で独特のアクセントを持つリズム |
| ビギン | 西インド諸島マルティーニーク島で生まれた民族音楽.スローポルカに似た4拍子のリズム |
| ヒュージョン | クロスオーバーと同意.1970年代になってジャズ・ロック・ソウル・ラテン等の要素・スタイルを交錯させて生み出された音楽.8ビート・16ビート系のリズムで電子楽器を重視しているのが特長 |
| フォックストロット | 1912年頃からアメリカを中心に広まったニグロ起源のラグタイムの行進曲風のダンス音楽.チャールストンはこれの変形と言われる |
| ボサノバ | 1960年代のはじめにモダンジャズの影響を受けて創られたサンバの変形.ブラジルで生まれたリズム.「新しい感覚」という意味を持っている |
| ボレロ | 19世紀はじめから盛んになったスペインの民族舞曲.4分の3拍子 |
| ポルカ | ボヘミヤの民族舞曲.4分の2拍子でテンポが速く軽快なリズム |
| マンボ | キューバ生まれのペレスプラードによって1943年に創案されたラテンダンスリズム |
| ルンバ | キューバの民族舞踊音楽.アフリカの黒人の影響を持ち,打楽器をはじめ多くのリズム楽器による強烈なリズムを出す.切分音が豊かに使われ,8小節の主題が繰り返し反復される |
| ロック | ジャズに於ける”ジャンプする・スイングする”と同義語 |
| ワルツ | 3拍子の円舞曲.起源はドイツの古い舞曲レントラーまたはボルタから出たと言われる |