Subject : アントシアニン(anthocyanin)
カテゴリー : 話題のことば > 健康維持
アントシアニン(anthocyanin)
アントシアニンはブルーベリーやアヤムラサキという種類の サツマイモに含まれている紫色の色素です。 アントシアニンは抗酸化物質
ポリフェノール
の 一種で、 ゴマリグナンと同じような働きをし、視神経の働きを支えている ロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ眼を改善し、 視力を向上させます。
さらにアントシアニンは活性酸素の生成を抑制し、血液を きれいにする作用もあるため動脈硬化や血栓症を防ぎ、 虚血性心疾患や脳血管障害、ガンの予防効果があると 考えられています。 そのためアントシアニンはヨーロッパでは脳血管障害などの 医薬品の成分として使われています。
名称
英語名
メモ
アントシアニジン
Anthocyanidin
アントシアニンのアグリコンである
シアニジン系
Cyanidin
赤紫色、イチゴ、ブドウ、ブルーベリー
デルフィニジン系
Delphinidin
赤紫から青、ナスの皮,ブドウ、ブルーベリー、エルダーベリー
プロアントシアニン
活性酸素の発生を抑え、除去してくれます
ペラルゴニジン系
Pelargonidin
鮮赤色
ペ オニジン
Peonidin
紫色
ペチュニジン
Petunidin
青色
マルビジン
Malvidin
青色
オーランチニジン、ルテオリニジン、ロシニジン、ヨーロピニジン、プロアントシアニジン〔縮合型タンニン〕など
◆ アントシアニンの効果があると思われるもの
動脈硬化 / 抗酸化作用 / 抗血栓 / 目疲れ / 視力回復
◆ アントシアニンが含まれる食品例
さつまいも / ブルーベリー / アメリカンチェリー / 小豆 / 黒豆 / 桃 / なす
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ファイトケミカル
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