Subject   : スズメバチ

カテゴリー  : 生物 


 スズメバチ
 スズメバチはハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科に属する昆虫の総称で、日本には「スズメバチ属」、「クロスズメバチ属」、「ホオナガスズメバチ属」3属が生息しています。

スズメバチは蜂の中でも大型になる種類で、性格も攻撃的で、強い毒を持つ毒針で刺されるとアナフィラキシーショックで死に至る事もあります。
分類 メモ
オオスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。体長40〜55mmでスズメバチでは最大の種類。強力の毒を持ち刺されると死に至ることもある。また、攻撃時に顎で対象物を食いちぎることもある。餌は昆虫一般で、ときにミツバチやキイロスズメバチの巣を襲うことがある。
ヒメスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。体長は25〜40mmでオオスズメバチの次に大きな種類です。攻撃性はあまり無く、毒も強くありません。
キイロスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。体長は約20〜28mm。ケブカスズメバチの亜種とも考えられている。攻撃性はとても強く、巣の近くを通るだけでも攻撃してくることがある。巣は直径1mにもなることが有り、1000匹以上の蜂が生活する。餌には昆虫から小動物の死体、都市部では生ゴミやジュースの飲み残しも集める。
ケブカスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。キイロスズメバチの亜種と考えられています。北海道、シベリア、サハリン、千島列島などに生息しています
モンスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。体長20〜28mm。主にセミ、バッタ、トンボを餌としています。夜間に行動するのも特徴です。
チャイロスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。体長18〜28mm。中部地より北に生息している北方系の種類です。個体数は非常に少なく、他のスズメバチ(モンスズメバチ、キイロスズメバチ等)の巣を乗っ取って生活します。キチン質の強い外皮を持っておアリ、オオスズメバチの顎や針でも耐えられる体をしています。
ツマグロスズメバチ スズメバチ属のスズメバチです。体長20〜25mm。宮古島より南の先島諸島に生息しています。トックリ型の巣を作ります。
クロスズメバチ クロスズメバチ属のスズメバチです。体長10〜18mm。全身が黒い色をしています。巣は土手や畑などの地中に階層構造の物を作ります。
シダクロスズメバチ クロスズメバチ属のスズメバチです。体長は10〜18mmと小型な種類です。巣は基本的に地中に作りますが、屋根裏や木の隙間などにも作ります。
キオビクロスズメバチ クロスズメバチ属のスズメバチです。キオビスズメバチとも呼ばれます。体長は10〜18mm。ヨーロッパやアジア各地にも生息しています。
ツヤクロスズメバチ クロスズメバチ属のスズメバチです。体長約12〜18mm。
ヤドリスズメバチ クロスズメバチ属のスズメバチです。体長11〜18mm。巣は作らず主にツヤクロスズメバチの巣を乗っ取り生活します。
キオビホオナガ
スズメバチ
ホオナガスズメバチ属のスズメバチです。体長15〜22mm。トックリ型の巣を作ります。また、攻撃性が高いので注意が必要です。
ニッポンホオナガ
スズメバチ
ホオナガスズメバチ属のスズメバチです。体長11〜18mm。標高が低い山地や北海道に生息しています。
シロオビホオナガ
スズメバチ
ホオナガスズメバチ属のスズメバチです。体長11〜18mm。主に山地で生息しています。
ヤドリホオナガ
スズメバチ
ホオナガスズメバチ属のスズメバチです。体長約14〜18mm。巣は作らず主にシロオビホオナガスズメバチの巣を乗っ取り生活します。

 ⇒ 生物学(biology)

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