コンティンジェンシープラン（contingency plan）

コンティンジェンシープラン（コンチプラン）とは、事故や災害など非常事態が発生した場合に備えて、対応策をまとめた計画。「緊急時対応計画」と訳されることもある。

事業の遂行を困難にする事象を列挙し、それぞれについて想定される事態や損害の大きさを見積もって、各人員や組織の行動計画などを定めたもので、損害を軽減するための事前の対策などが含まれることもある。 BCP（事業継続計画）に似た概念だが、BCPが事象発生後の事業の継続や復旧に力点が置かれるのに対し、コンティンジェンシープランは発生直後に被害を最小限に抑えるための緊急対応・初動計画という意味合いが強い。BCPの一部としてコンティンジェンシープランを組み込むとする考え方もある。

●

　⇒