Subject   : クリティカルパス(critical path)

カテゴリー : ビジネス


 クリティカルパス(critical path)
 クリティカルパスとは、プロジェクトの各工程を、プロジェクト開始から終了まで「前の工程が終わらないと次の工程が始まらない」という依存関係に従って結んでいったときに、所要時間が最長となるような経路のこと。クリティカルパスに含まれる工程に遅延が発生すると、その分だけプロジェクト全体のスケジュールも遅延するため、クリティカルパスに含まれる工程は特に遅れてはならない重要な工程として重視されることになる。

● クラッシング(crashing)
クラッシングとは、プロジェクトの工期を短縮する手法の一つで、クリティカルパス上の工程に追加の資源(人員、資金)を投入して予定より短い工期で完了すること。工期の遅れを挽回するために用いられることがある。

プロジェクト全体の工期を決定する経路(クリティカルパス)上に存在する工程について、追加資源を投入してスケジュールを早める手法である。その工程の期間が短縮された結果クリティカルパスが変わる場合があるため、一度に極端な短縮は避け、短縮後の計画を事前に確認したほうがよい。また、クリティカルパスが複数ある場合はそれらが同時に同じ期間短縮できるよう複数の工程でクラッシングを行なう。

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