フォーカスロック

　フォーカスロックは、シャッターボタンを半押しすることによってフォーカスを固定する機能です。これによって、写真中の好きな場所に被写体を置くことができるようになります。

デジタルカメラは、フォーカスエリア内にある模様や輪郭線などを、はっきり、くっきりと写す仕組みになっています。 画面の中央周辺に被写体がないときや、被写体が光を反射したりして模様や輪郭線がわかりにくいにフォーカスロックを使います。 手順は以下の通りです。

1.ファインダーの真ん中にあるフォーカスエリア（一般的に何らかのマークが見えます）に被写体を置いてシャッターボタンを半分まで押し込んでフォーカスを決定します（きちんとフォーカスが決まると、ファインダーそばのランプが点くかブザー音がします）。
2.望みの構図になるようにカメラをわずかに振ります。
3.シャッターボタンを全押しして撮影します。

●　はっきりと写すべき模様などがない場合

　フォーカスエリア内に名刺などを差し出し、シャッターを半押しにして、フォーカスロック。シャッターを半分押したまま、名刺を抜き取り、 シャッターを完全に押して、撮影すればピントが合います。

　　⇒　デジカメ写真上達法