Subject : 焦電型赤外線センサ
カテゴリー : デバイス > センサ
焦電型〔しょうでんがた〕赤外線センサ
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センサ視野内の生体と背景温度との温度差による赤外線エネルギー量の変化を検知する人体検出用の赤外線センサです。
焦電効果(しょうでんこうか pyroelectric effect )とは、温度変化によって誘電体の分極(表面電荷)が変化する現象をいう。これらの現象を示す物質は焦電体と呼ばれ、焦電体は圧電効果を示すため、圧電体の一種でもある。また、強誘電体は必ず焦電体である。電気石は焦電効果を示すことからこの名前を付けられた。
焦電体は、常温でも常に分極しているが、通常は表面にイオンを吸着しているために分極は観測されない。しかし、温度変化が加わる事で分極が変化すると、電圧として変化分を検出する事ができる。この性質から、温度変化を電圧として取り出す焦電素子として用いられ、また、集光レンズと併用することで赤外線センサに用いられる。
生体が焦電センサの視野内で動くと赤外線エネルギー量の分布が変化し、これをセンサが検出します。焦電型は赤外線エネルギー量変化を検知しますので、変化が無ければたとえ熱線元があっても出力しません。
- ◆ 用途
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防犯用ライトや、部屋の節電用のセンサー、トイレの男子小便器に自動で水を流す物等。
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センサの種類
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