Subject : ハロー現象、日暈(ひがさ)、月暈(つきがさ)
カテゴリー : 地球科学
ハロー現象、日暈(ひがさ)、月暈(つきがさ)
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満ちた月に薄い雲がかかっておぼろになって、さらにぼやけた月の周りに明るい光の輪ができることがあります。
環は外側が幾分赤くなっています。
月暈とよばれる現象で、薄い雲を通して見える月に霞がかって月の周りに光の環をなしていました。
この現象は、雲が高い位置にあって(5,000メートル〜10,000メートルにある巻層雲、白くて薄いベールのような雲。氷の粒で成り立っています)、その雲にある氷の粒で月の光が屈折を起こし光の輪を作るのだそうです。
したがって、この現象が起きるのは雲が薄くて水滴ではなく氷の粒でなければならないことがわかります。
この現象は、ハロー(Halo Phenomena)現象と呼ばれるもので氷の結晶中に光が入り屈折して出るために、月のまわり、太陽の周りの22°の半径で光の輪が生じます。
ハローは、もう一つ46°にも光の輪を作ります。
氷の結晶粒は、六角形状をしていて、氷粒に入射して反射をくり返して出てくる角度が22°と46°になります。
ちなみに、暈(かさ)を作らない雲は高層雲と呼ばれるおぼろ雲で、法則性のある光の屈折はせずに単に光を散乱させるだけのようです。水滴(球状)が42度の角度で光を屈折させて「虹」を作り、氷の粒(六角形状)が22°でハローを作ります。
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地質年代表
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変成岩(metamorphic rock)
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