Subject : 大陸棚(continental shelf)
カテゴリー : 地球科学
大陸棚(continental shelf)
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陸棚ともいう。大陸や大きな島の周辺の深さ約 200mまでの傾斜がきわめてゆるやかな海底。しかし,水深は地域によって多様である。
平均の傾斜角度は約6′で,海岸平野の延長部とみなされ,地質学的には海水におおわれた大陸といえる。全海洋面積の約 7.6%を占める。大陸棚が平坦な原因として,第四紀氷河時代の氷期,間氷期の海面変化による波食や土砂の堆積作用があげられる。大陸棚の基盤は陸地の延長部にあたり,石油,石炭など地下資源も埋蔵されている。海底炭田,海底油田の開発はおもに大陸棚地域で行われている。また水産資源の宝庫である場合が多い。大陸棚は,1958年の大陸棚条約で沿岸国の天然資源の探査と開発のための主権を認められたが,その範囲は第3次国連海洋法会議において,大陸棚マージンの外縁までに拡大される傾向にある
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