Subject  : ウミユリ類(Crinoidea)

カテゴリー : 地球科学 


 ウミユリ類(Crinoidea)
 棘皮動物門の一綱。オルドビス紀〜現世。体は茎部と冠部に大別され、冠部は萼(がく=キャリックス)・腕などからなる。また茎はさらに根・巻枝などをもつことがある。腕は普通根元から5本伸び、末端に向かって分岐を繰り返す。成体のときに茎をもたないウミシダ類が三畳紀に現われた。古生代中〜後期に大発展し、日本にもウミユリを多く含んだ石灰岩が各地の石炭〜ペルム系に見られる。白亜紀後期以降、浅海からほぼ姿を消し、現在では漸深海帯に生息する。

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 ⇒ 地質年代表

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