Subject : エラー表示をさせたくない
エラー表示をさせたくない
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Excleで数式・関数を使っていて、0で割ったりすると、「#DIV/0!」という
エラーが出たり、数値を入れるべきセルに文字列が入力されれば「#VALUE!」
エラーとなります。
単純にエラーのときにエラーを表示させない方法として、
ISERROR関数を使う方法があります。
例えば、C1セルに、「A1/B1」の結果をエラーでないときだけ表示させる例では、
C1セルに、「=IF(ISERROR(A1/B1)=TRUE,"",A1/B1)」と入力します。
エラーだったら「""」を表示(空白を表示=何も表示されていないように
見せかける)、「A1/B1」がエラーでなければ「A1/B1」の結果を表示すると記述しているわけです。
「=TRUE」を省略して、「=IF(ISERROR(A1/B1),"",A1/B1)」と記述することもできます。
また、ISERROR関数とよく似た関数にISERR関数というのがありますが、ISERRの方は「#N/A」エラー以外のエラーのときにTRUEとなる関数です。
- ■ 条件付き書式でエラーを表示させない方法
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IF関数のかわりに条件付き書式で条件判断を行うことができます。
▼操作方法:
(C1セルに、「A1/B1」の結果をエラーでないときだけ表示させる例)
- C1セルに、「=A1/B1」と入力
- C1セルが選択された状態で、メニュー[書式]−[条件付き書式]をクリック
- [条件付き書式の設定]ダイアログ−[条件1]欄の、1つ目のコンボボックスで[数式が]を選択
- コンボボックスの右のテキストボックスに、「=ISERROR(C1)」と入力
- [書式]ボタンをクリックして、[セルの書式設定]ダイアログでフォントの色を白色(セルと同じ色)に設定
- [条件1]欄−[条件が真のときに使用する書式のプレビュー]で書式が設定されたことを確認
- [条件付き書式の設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
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