Subject : カインとアベル(Cain & Abel)
カテゴリー : 人文 > 旧約聖書の創世記
カインとアベル(Cain & Abel)
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アダムとイヴにカインとアベルの2人の息子が生れた。長男のカインは土を耕す者に、次男アベルは羊を飼う者になった。ある日、カインは土からの収穫物を、アベルは羊の子を神にささげた。神はアベルのささげた物を喜び、カインのものには関心を示さなかった。
カインは嫉妬で怒り、アベルを野に連れ出して殺した。神がアベルのことをカインにたずねると、「何も知りません。私は弟の番人ではありません。」と答えた。神は「何ということをしたのか。あなたの弟の血が、地の中から叫んでいる。あなたが土地を耕しても、もはや何も収穫できない。あなたは地上をさまよい歩く者となるのだ」と言ってエデンの東のノドの地に追放した。
誰かに殺されることを恐れるカインに対し、神は「カインを殺す者は、7倍の復讐を受けるであろう。」といい、カインを保護する印をつけた。やがてカインは、妻を娶り、エノクという子供をもうけた。
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天地創造
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