Subject : マクロ撮影
マクロ撮影
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花や虫に近づいて「マクロ撮影」を行うには、いくつかのポイントを
おさえる必要があります。
クローズアップ撮影の場合は、まずモードを“マクロ撮影モード”に
切り換える必要があります。(チューリップマークがよく使われます)
- ● 撮影距離を把握しましょう
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自分の使っているデジタルカメラが、何cmまでが通常撮影で、
何cm以内ならマクロ撮影モードを使用すべきかを取扱説明書などで
確認しておきます。あわせて、自分のデジタルカメラでどこまで
被写体に近づいて撮影できるか(最短撮影距離)も確認しておきましょう。
ズームができるカメラでは、ワイド側とテレ側では撮影可能
距離が異なります。
- ● ピントの合う範囲に注意
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マクロモードでの撮影など、近距離の撮影では、ピントの合う前後の幅が
極端に狭くなります。
被写界深度の外にある物にはピントが合わず、ボケて写ります。
被写界深度は、ピントを合わせる被写体の距離が近ければ近いほど、
狭く(浅く)なります。また、ズームレンズではテレ側(望遠側)
にすると、被写界深度はより狭くなります。(数cm〜数mm)
ピント合わせは慎重に行いましょう。
- ● パララックスに注意
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マクロモードでの撮影では、光学式ビューファインダーで見えている部分と、
撮影用レンズで写しとる範囲(写る画像)にズレが生じます。
これを「パララックス」といいます。
デジカメで近接撮影をする際には、必ず液晶モニターを使用するよう
にしましょう。
液晶モニターではレンズを通った光(画像)を一眼レフと同じように
見ることができ、パララックスは発生しません。
⇒ デジタルカメラ選定のポイント
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