Subject : デジタルカメラ選定のポイント
デジタルカメラ選定のポイント
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デジタルカメラの解像度は30万画素から800万画素クラスまで
一般用に販売されていますが、ウェブページ上の画像をディスプレイ上で
表示する場合、100万画素(1メガバイト)ほどのサイズのセンサーを
持つカメラで十分です。また、普通写真同様の画質で4x5インチ程
(通常のサービス版よりやや大きめのプリント)のプリントを作るには
200万画素(2メガピクセル)ほどが要求されます。
画質にも注意が必要で、シャープネスとより良い露出コントロールと
色バランスも重要な要素です。電気メーカー製のデジカメで、特定の色を
強調しすぎるためにどぎつい写真が撮れるものもあります。
消費電力とバッテリーも重要な要素になります。液晶モニターの消費
電力やバッテリーの種類を確認することも重要です。予備のバッテリーや
充電器にも注意しましょう。(外国で使えなかったり・・・)
従来のフィルム式カメラではシャッターボタンを押すと同時に露出が開始
されました。しかしデジタルカメラでは通常シャッターボタンを押してから
実際の露出が行われるまで若干の時間的ギャップがあるのが普通です。
シャッターチャンスを逃さないように注意が必要です。
デジタルカメラのレンズ
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レンズの良し悪しでカメラの性能と値段が大きく変わります
- ● ズーム倍率
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1本のレンズで望遠から広角まですべてをカバーできるズーム機能は一般撮影に
大変便利です。3X光学ズームくらいあると撮影にとても便利です。
固定焦点のレンズを装備したカメラはより小型で、使い方も単純ですが
とてもコンパクトで持ち運びに便利です。
「デジタルズーム」の倍率に騙されないようにしましょう。この機能は実際には
同じサイズの画像の周辺をトリミングし、画像の1部分のみを拡大するものです。
- ● ズームレンズ比
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レンズの焦点距離はミリメートルで表記されています。この焦点距離の値が
高いほど望遠の倍率が高く遠くのものを大きく写すことができます。
デジタルカメラでは、CCD(集光装置)の露光部分は通常の35mmフィルムと
比べて小さく、そのためレンズの焦点距離も35mm版カメラと比べて短くなります。
デジタルカメラ製造元はレンズ性能を35mm版カメラでの性能に例えた場合の値も
表記していますのでカタログを見る際は注意してください。
ちなみに、従来式35mmフィルム版相当で、焦点距離21-35mmを広角、50mm が
標準で、肉眼の視界角度と同等(45度)、70-200mm・それ以上を望遠といいます。
- ● 開放絞り値(最低F値)
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レンズには
絞り
が装備されており、開放絞り値はこの絞り幕を開放した状態での
レンズの集光能力を現します。開放絞りの値はイメージの明るさを左右します。
デジタルカメラのレンズではF/4は良い性能となり、F/2.8となるとかなり
良い性能となります。
特に暗い場所での撮影を行いたい場合にはレンズの開放絞り値(F値)の小さな
レンズを選びましょう。
開放絞りの値はズーム倍率により変化することがあります。
⇒ デジカメ写真上達法
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