Subject : フィルター

カテゴリー: 趣味> カメラ・写真


 フィルター
レンズの前につけて、光の透過量を変化させます。
● スカイライトフィルター
短波長をカットして晴天時にフィルム写真が青味がかるのを防ぎます。

● NDフィルター(neutral density filter)
サングラスのようなもので、光量を減衰させるフィルターです。無色の灰色 であり、樹脂シートのものや、レンズの先端に取り付けるガラス製 のもの などがあります。 中性濃度フィルター。平均的にどの光の波長でも吸収するため、本来持つ被写体の色を損なわない。(透過光量を減少させ露光量だけを制限する。) 数字が増すごとに濃くなり、露出を与えなければならない。ND2、ND4、ND8など があります。
明るい環境で絞りをできるだけ開放にしたいときや、シャッタースピードをできるだけ遅くしたいときなどに使います。
NDフィルターは、明るすぎる被写体に対応するために使われる ほか、作画上の意図により、あえて絞りを開きたい場合にも応用できます。

● PLフィルター (polarizing filter)
ポラライジング・フィルターの略で、偏光フィルターのこと。 被写体に当たっている光の反射を除去する効果があり、自然の撮影では 空の青を濃くする、白い雲を浮かび上がらせる、水面の反射を減らす、 植物の葉のテカリを抑える (葉のグリーンをきれいに出したい時)などの効果があります。 2種のタイプがあり、デジタルカメラには円偏光(サーキュラーPL)タイプ を使用します。

● CCフィルター
カラー・コンペイセンティング・フィルターのこと。セロファン状の カラーバランス補正用のフィルターで、Y・M・C・B・G・Rの6色で、 細かなステップで複数の濃度のものがある。

● LBフィルター
ライト・バランシング・フィルター 。色温度調節用

● 特殊効果用フィルタ
画像に特殊な効果を施すフィルタ。中央だけにピントがあい、周辺がボケるような効果を与えるフィルタや、被写体の光る部分に十字や星状の光条効果を与えるフィルタ、光をにじませてソフトなイメージを与えるフィルタなど、さまざまなフィルタがある。

● 色温度変換フィルタ
日陰や朝夕、蛍光灯下、白熱灯下など、色温度の違いによって変化してしまう画像を、本来の被写体の色になるように調整するフィルタ。デジカメではホワイトバランスがあるのであまり使うことはない。フィルムカメラ用。

 ⇒ デジカメ写真上達法 

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]