種類 | コメント |
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ムスク (麝香、じゃこう) |
チベット、雲南、ネパールなどの山岳地帯に生息している雄の麝香鹿の生殖腺分泌物で、その下腹部にある香のうを切り取って乾燥したもの。 |
シベット (霊猫香、れいびょうこう) |
ジャコウネコから得られる |
カストリウム (海狸香、かいりこう) |
ビーバーから得られる |
アンバーグリス (龍涎香、りゅうぜんこう) |
抹香鯨の胃や腸にできる病的結石である。イカを常食とする抹香鯨の体内にイカの嘴が蓄積し、結石となり、胆汁や胃液などでこの不消化物を包み、体外へ排出する。この塊が“灰色の琥珀”アンバーグリスである。長い年月海上を浮遊している間に日光と海水や空気と微生物により異臭が除かれ、黒褐色から灰色の蝋状の塊となり、妙なる芳香を放つ。 |