Subject   : きのこ類

カテゴリー  : その他


 きのこ類
・きのこは、胞子形成の方法で、担子菌類・子嚢菌類に分けられる。
・きのこは、葉緑素を持たない。
・きのこは、傘・柄・つばなどで分類されている。
・温暖湿潤気候の日本には実に2000種類ものキノコが自生しています。
・マツタケ・しめじ・しょうろなどは栽培できないきのこ類である。

・成分的には、水分が90%、糖質が5%程度、たんぱく質が2〜3%
・糖質は、トレハロース、マンニット、ペントザン等
・パントテン酸を、比較的多く含む。

・生きのこは、エルゴステロン(プロビタミンD・ビタミンD2の前葉体)を多く含む。
・干し椎茸中には、0.3〜0.9mg%のビタミンB2を含む。B1の含有も多い。
・マツタケの香味成分→マツタケオールと桂皮酸メチル
・きのこの主な旨味成分→グアニル酸・イボテン酸・トレハロース・マンニトール
・きのこのエネルギー換算係数は不能糖を多く含むため、定められていない。
・サルノコシカケ科に属するものにはマンネンタケ、コフキサルノコシカケ、霊芝、マイタケなどがあります。

● 舞茸(マイタケ)
サルノコシカケ科のキノコ。 人工栽培技術も確立して食材としての認知度は高い。乳ガン、肝ガンなどの快癒や改善に関する、医療現場からの報告も続いている。血圧降下作用、血糖抑制作用、高コレステロール血症の改善、抗アレルギー作用、便秘の改善、ダイエット効果などの実例報告も多い。

● ブナハリタケ
エゾハリタケ科のキノコ。ブナの倒木や立ち枯れに群生する扇状の食用キノコで、東北地方ではカノカとも呼ばれ、甘い芳香と歯ざわりのよさで昔から珍重されてきた。現在、ブナハリタケの機能性として分かっているのは、@血圧降下作用、A血糖値効果作用、B脳機能改善、C発ガンプロセス抑制作用である。

● シャンピニオン(マッシュルーム)
ハラタケ科のキノコ。ビタミンB2を多く含む食材。シャンピニオンエキスはこの腸内異常発酵を抑制する結果、口腔内の臭い、呼気(吐く息)、体臭、便臭を非常によく消臭するとともに、血中への腐敗成分(アンモニア、メルカプタン、硫化水素、インドール、スカトール、クレアチニンなど)の吸収を少なくして、慢性腎不全や高アンモニア血症の進行を阻止する作用のあることが報告されている。

● エノキタケ (榎茸)
マツタケ科のキノコ。ナメタケ・ナメコとも言います。

● きくらげ
きくらげ科のきのこ。耳の形に似ていることから「木耳」と書きます。 白きくらげと黒きくらげがあります。日本では黒きくらげのほうがなじみがあるようですが、中国では白きくらげのほうが珍重されています。白きくらげはビタミンB群・Eが多く、老化防止に効果があります。繊維質が多く、便秘解消にも効果があります。黒きくらげは鉄分・カリウムが多く、貧血に効果があります。また、整腸作用があり、下痢には効果的です。高血圧、動脈硬化、高脂血症には白黒どちらも効果があります。中国では銀耳(インアル)と呼ばれ、不老長寿の食材として珍重されています。

● アガリクス(ヒメマツタケ)
ヒメマツタケは、担子類のハラタケ属(Agarics)に属するブラジル産のキノコで、学名はAgaricus blazei Murril、カワリハラタケという別称もあります。一般的に「アガリクス」とはヒメマツタケを含む30数種類のキノコの総称をいいます。
ヒメマツタケには、β-D-グルカンなどの多糖類やリノール酸が豊富に含まれています。そのほか、各種アミノ酸、ビタミンやミネラル含有値が高く、なかでもビタミンB2やD、マグネシウム、カリウムなどが多く含まれています。 抗癌作用、免疫促進作用、血糖降下作用、血圧降下作用、コレルテロール低下作用、消化管運動亢進作用、抗アレルギー作用、肝機能改善作用、ビタミンD2様作用等が報告されています。
 ⇒ 栽培きのこ

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