Subject   : 独立国家共同体(CIS)

カテゴリー : 世界からの情報


 独立国家共同体(Commonwealth of Independent States)
 旧ソビエト連邦の12カ国で形成された緩やかな国家連合体(コモンウェルス)。後述するようにトルクメニスタン、ウクライナ、モルドバが事実上の準加盟国(あるいは加盟国としての任務の拒否)になったため、現在の正式加盟国は8ヶ国である。ベラルーシの首都ミンスクに本部が置かれている。また、2008年8月の南オセチア紛争により2009年8月にグルジアが脱退した。

 1991年12月8日、ロシアのボリス・エリツィン大統領、ウクライナのレオニード・クラフチュク大統領、ベラルーシのスタニスラフ・シュシケビッチ最高会議議長はベラルーシのベロヴェーシの森で、ソビエト社会主義共和国連邦の消滅と独立国家共同体(CIS)の創立を宣言した(ベロヴェーシ合意)。続いて12月21日、カザフスタンでの首脳会議にグルジアを除く8カ国も参加してアルマトイ宣言に調印した。1993年にはグルジアも含めて12カ国すべてが加盟した。
ソビエト連邦解体時に、連邦を構成していた15カ国のうちの12カ国によって結成されたゆるやかな国家連合体。当時の欧州共同体(EC)型の組織をモデルにしたが、独自の憲法や議会をもっていない。
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