Subject : サミット(主要国首脳会議)
カテゴリー : 世界からの情報
サミット(主要国首脳会議)
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サミット。世界の政治、経済の諸問題を話し合うため日米英仏独伊カナダ露8カ国と欧州連合(EU)首脳が毎年開いている会議。
石油ショック後の世界不況の深刻化を背景に1975年11月、当時のジスカール・デスタン仏大統領の提唱で始まった。第1回の開催地は仏ランブイエで、参加国は日、米、英、仏、独、伊の6カ国。カナダは第2回から、EC(現EU)代表は第3回から参加した。ロシアは97年の米デンバーから加わった。日本では93年に東京、2000年に沖縄で開催しているほか、08年には北海道の洞爺湖での開催が決まっている。当初は経済問題を話し合う目的だったが、80年代からアフガニスタンやイランなど国際政治問題も討議されるようになった。90年代は北朝鮮やロシアなどが主要テーマに取り上げられた。もともと世界主要国の首脳がひざをつき合わせて話し合うのが目的だったが、徐々に官僚化してしまった。このため、02年6月のカナダ・カナナスキス会議では随行人数を制限して首脳同士の対話に重点を置いた。
03年6月に仏エビアンで開いた会議には、中国も初めて参加した。
06年7月に開かれたサンクトペテルブルク会議はロシアで初めて開催されたサミットとなった。
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