Subject   : 変数(variable) 

カテゴリー  : パソコン > ソフト > プログラミング言語 


 変数(variable) 
「変数」というのは「データ」、つまり、「数値」や「文字列」を 一時保管するための「箱」みたいなものです。データを箱に入れる ことを、「保存する」「代入する」「セットする」「待避する」 という表現を使いますが、いずれも同じことです。
この変数にデータを保存して、必要なときにデータを取りだして使う、 これが変数の役割です。
プログラムの中のあるブロック内で宣言された変数で、その ブロック内でのみ有効なものをローカル変数(局所変数)といいます。 逆に、プログラム内のどのブロックでも有効な変数をグローバル変数といい、同名のローカル変数とグローバル変数があった場合、ローカル変数が宣言されたブロック内であればローカル変数の値が参照され、それ以外ではグローバル変数の値が参照される。
関数やブロック内で宣言された変数をスタティック変数(static variable) といい、そのブロックが終了しても値を保持しています。 オブジェクト指向のプログラミング言語の場合は、生成されたオブジェクトの個数や状態をそのブロック内に格納しておく変数として使うと便利である。グローバル変数のように、他の関数から使用することはできない。
● グローバル変数(global variable)
プログラムの中のもっとも外側のブロックで宣言された変数で、すべてのブロックで有効なもの。大域変数とも呼ばれる。プログラム全体に対して定義される変数で、プログラムのどこからでも参照・更新することができる。  これに対して、宣言されたブロック内だけで有効な変数をローカル変数、または局所変数という。C言語ではグローバル変数と同名のローカル変数が存在した場合は、ローカル変数が優先される。

   ⇒ JavaScriptの変数

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