Subject  : アトピー性皮膚炎

カテゴリー: 健康・医療情報 


 アトピー性皮膚炎
 アトピーとはギリシャ語のわけの分からないものという意味だからアトピー性皮膚炎とは、わけのわからない皮膚炎ということでつまり、原因がわからなかったのでそう呼ばれていました。現在では、原因がだいぶわかってきており、アレルギー性の皮膚疾患であり、免疫病のひとつでもあります。
 アレルギー性の皮膚疾患には大略3種あります。
      
  1. アトピー性で従来原因がつかみにくいものをひっくるめてこう呼んでいました。   
  2. いわゆるかぶれで、うるしやかくれみの、毛虫に触れた時や虫さされ等。   
  3. 薬品アレルギー、香辛料、農薬や塗料、排気ガス化学物質や毒物によるもの。

 最近の研究によれば、2.3.で分類されるものの中には、植物やダニなど特殊蛋白質の粉とか排気ガスやその他の化学物質などが呼吸により肺粘膜から、あるいは消化器から侵入したものが、白血球に取り込まれ、白血球が未消化のままのそれらの悪いものを抱えていると、皮膚に捨てられるという事になります。
そのために、かゆい痒疹が出たり皮下組織に炎症を引き起こします。
 1.のアトピーですが、わけのわからない皮膚疾患には大きく分けて (a)食品アレルギーによるもの (b)消化管の内部に生ずる感染によるものの2種があるそうです。
(a)食品アレルギーによるものの例として食品アレルギーの多くが豆腐、 米(おもゆ)、バナナ、ミルク(牛乳)、卵といった柔らかく出来るも のであるのは離乳時に使ったものが主にアレルギーをおこしている ためと考えられています。つまり、早過ぎる離乳食が原因になっています。

 また、悪しき生活環境から引き起こされた体のバランスの異常 (自律神経失調症・ホルモン産生能力低下・免疫力低下・内蔵機能低下  等)により発症を促進させる場合があります。

 したがって、原因物質をできるだけ排除することと、慢性的な精神的 ストレス・肉体疲労・睡眠不足・栄養のバランスを欠いた食習慣を改善して 体のバランスを正常に保つことと、副腎と脳下垂体を強化することが 大切ということになります。

(参考文献)
 ⇒ アレルギー

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