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大腸は、1 . 5mの臓器で、結腸と直腸に大別されます。大腸ガンは、このうち肛門の直前の直腸 と、そこにつながるS字結腸にできるものがほとんどです。
大腸がん(結腸がんと直腸がん)は、以前は欧米に多く日本では少なかった
病気ですが、動物性脂肪の過剰摂取と
食物繊維の摂取不足など食生活の欧米化
によって、最近は日本でも急速に増えています。
便秘がち、あるいは便秘と下痢を繰り返す人に 多いようです。肉食中心で動物性脂肪が多く、植物繊維の少ない食事が大腸ガンの危険因子です。 脂肪を消化するために肝臓から分泌される胆汁が、発ガンに関係していると考えられています。大腸ガンは、早期発見すれば手術により九割以上が治ります。
大腸がんの症状は
○血便・残便感
○腹痛・嘔吐
○便秘と下痢を繰り返す
○腹部にしこりがある
などです。
肛門からファイバースコープを入れる。
肛門からバリウム液と空気を入れ、X線写真をとる。
肛門より直腸内に指を入れ、触診を行う。
自己採取した便のなかに血が混じっているか(便潜血)を調べる。