Subject  : 更年期障害

カテゴリー: 健康・医療情報 


 更年期障害
女性の閉経前後に見られる更年期障害は、様々な症状を起こします。 自分が更年期障害だと知らずに苦しむ女性も少なくありません。

⇒ 更年期症状度チェック

● 更年期障害の主な症状
更年期障害の主な症状は下記の通り。30種類ほどあり、通常一人の女性が複数の症状を伴う。『不定愁訴』と言われるように、症状の強さや種類は日によっても変わります。
  • 不眠
  • イライラ
  • ほてり
  • 多汗・頭痛
  • のぼせ
  • 冷え
  • 腹痛
  • 腰痛
  • 関節痛
  • 肩こり
  • しびれ
  • 皮膚の痒み
  • 疲れやすい
  • むくみ
  • めまい
  • 動悸
  • 耳鳴り
  • 息切れ
  • 食欲不振
  • 便秘
  • 下痢
  • 頻尿
  • 視力低下
  • 性交痛
  • 膣炎
  • 血圧の変化
  • 物忘れ
  • うつ状態
  • 不安感
など
 これらの症状は、他の病気で起こる場合もありますので、安易に更年期障害と判断せずに、きちんと診断を受けることが大切です。  治療法は主に薬物療法です。ホルモン補充療法の他、安定剤や抗うつ剤、漢方薬などを用いることもあります。ホルモン補充療法は、低下したエストロゲンを補う方法です。エストロゲンのみの投与では子宮内膜の異常が起こりやすいので、プロゲステロンを併用する方法が行われています。また作用の弱いエストリオールというホルモンを使うこともあります。ホルモン補充療法を行うと、乳房のはりやおりものの増加、不正出血などが起こることがあります。

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]