Subject : 過敏性肺炎
カテゴリー: 健康・医療情報
過敏性肺炎
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過敏性肺炎はかびや細菌などを含んだ塵や埃、化学物質などを吸入してい るうちに、気管支の先の部分でアレルギー反応が起こった結果発病する、 「びまん性肉芽腫性間質性肺炎」のことを言い、外因性アレルギー性肺胞 炎ともよばれている。症状が軽い場合は特別な治療はしないで環境を改善 するなどで十分である。
発熱、咳などの症状があり、進行すると呼吸困難を伴うことがある。 多くの場合は抗原となるカビを吸い込んでから4〜6時間後に、咳や痰 ・発熱などの軽い風邪のような症状で始まる事が多い。しかし、風邪だと 思って放っておくとどんどん症状が重くなり、次第に息切れなどの呼吸困 難を伴う肺炎の症状が現れるようになる。症状は8〜12時間持続する が、その環境のままだと症状はそれ以降も続き、その環境から離れると数 日から10日で治ることが多い。
【原因】
過敏性肺炎はトリコスポロンというカビを、知らず知らずのうちに吸い込 むことによって起こる私たちにとって非常に身近な病気である。エアコン が原因となる事が多いため、5月から10月の間だけ症状が現れることが 多い。トリコスポロンは他にも台所や浴室にも多く繁殖して発病する。
カビ一種である好熱性放線菌の胞子、汚れた加湿器や空調設備内に増殖したカビ、飼育されている鳥類の糞や細かくなった羽毛、キノコの胞子、 ポリウレタンなどの粉塵なども原因となります。
【対策】
カビの繁殖しやすい条件を作らないことが大切である
◆カビの生育する条件◆
栄養:糖類を好むが、それ以外のものも条件がそろえば分解吸収して栄養 源にする
温度:5〜35℃の範囲で発育するが、20〜30℃が最も増殖しやすい 温度となる
湿度:湿度が60%を超えると発生しやすくなり、80%を超えるとあっ という間に増殖する
エアコン・加湿器・洗濯槽をまめに掃除する。 浴室・台所などの水周りは特に掃除をまめに行なうこと。カビの はえやすい季節は要注意したい。
⇒
肺炎
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