Subject : ポリオ
カテゴリー: 健康・医療情報 >
ポリオ
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ポリオとは急性灰白髄炎[きゅうせいかいはくずいえん]のことで、一般には小児麻痺ともいわれる病気のことです。
- 【原因と症状】
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この病気の原因はポリオウイルスの感染によって起こります。ポリオウイルスにはT型、U型、V型という種類のウイルスがあると言われており、ヒトからヒトへ感染します。つまり、感染したヒトの便の中に排泄されたウイルスが、他のヒトの口を介して入り咽頭[のど]や腸のなかで増えます。更に、このヒトの便から他のヒトへ伝染してゆきます。しかし、多くの場合ヒトに感染しても殆ど無症状です。感染したヒトのうちの極くわずかのヒトが感染後5日ぐらいで発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、四肢の痛みなどの症状がでます。ウイルスの感染が脊髄まで進むとからだの麻痺[まひ]をおこすまでになります。
- 【ワクチン】
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ポリオワクチンはどのようにして受ければ良いのでしょうか。一般に、予防接種の多くが注射によって行われますが、このポリオワクチンは経口ワクチンつまり口から飲む方法で行われます。のむ量は0.05mlという極めて少ない量です。
ポリオワクチンは生まれてから3か月経ったら受けることができます。2回接種しますが1回目から6週間以上の間隔をおけば2回目を受けることができます。実際には4月と10月に保健所で行われていますのでその時に受けましょう。
では何歳までに2回接種を済ませたらよいでしょうか。なるべく生後18か月、つまり1歳半までに2回受けるようにしましょう。通常4月と10月の年に2回受けるチャンスがありますのでポリオ以外のワクチンとの関係を考えながら済ませておきましょう。
ポリオワクチンは副反応や副作用が殆ど無いワクチンですが、接種を予定する前日くらいから体温を計って記録し、平熱であることを確認して受けるようにしましょう。更に、下痢をしていないなど、全身状態が良好であることを確認して受けるようにしましょう。
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ウイルス
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