種類 | メモ |
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悪性黒子型黒色腫 八ッチンソン型 |
高齢者の顔面に多い型です。境界が不正で、色調もまだらな黒褐色の平らな色素斑で、ゆっくりと成長します。予後も他の型に比べて少しよいようです。 |
表在拡大型黒色腫 pagetoid melanoma |
全身どこにでも発生します。扁平に軽度隆起し、境界も不整になり、色調も濃淡のまじったまだら状になります。 |
結節型黒色腫 nodular melanoma |
深黒色ないし乏色素沈着性の結節となり全身どこにでも発生します。速い成長をし、早期に局所リンパ節転移をおこす、悪性度が高いといえます。 |
悪性青色母斑 malignant blue nevus |
細胞性青色母斑と呼ばれる灰青色子局面 に続発する真皮内メラノサイト性黒色腫をいう。 |
末端黒子型黒色腫 | 四肢末端、即ち手のひら、足の裏、爪部に発生します。日本人に比較的多いとされ、特に足の裏に好発します。はじめは扁平な黒褐色の色素斑から発生し、色調が一部濃くなったりまだらになります。色素斑内に隆起や結節が出現することもあります。 爪でははじめ、黒褐色の縦の色素線状が爪に見られるようになり、拡大してきます。 |