Subject : 進行性指掌角皮症〔ししょうかくひしょう〕
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進行性指掌角皮症〔ししょうかくひしょう〕〕
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この疾患は若い女性に多くみられます。主婦湿疹(→主婦湿疹)と同じものと考えられています。
- 【症状】
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まず、指の先端腹面の爪に接している部分の皮膚の指紋溝が消えて、つるつるしてきます。それに続いて皮膚がかたくなり、裂けめができてきて、皮膚の表面がはがれて、ささくれだってきます。そのため、指先がいろいろのものにひっかかります。夏より冬のほうが悪化しますが、その際、皮膚の裂けめから出血してくることもあります。
主としてきき腕の人さし指から始まり、ついでほかの指にもひろがって、全部の指に変化があらわれてくることがあります。また、指先からしだいに手のひらのほうにひろがり、手のひらの皮膚全体が厚くなって、かたくなってくると、指が曲がってくることがあります。足の指にくることはまれです。
爪は、横の溝ができて、かたちが変わってくることが少なくありません。また、長くたつと、指の間から手の甲にかけて湿疹(しっしん)が併発してくることがあります。
- 【治療】
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1.ビタミンA軟膏(なんこう)の外用。
2.副腎皮質ステロイド軟膏の外用。
3.水仕事を極力避けるようにつとめます。
4.主婦湿疹の場合と同じく、木綿の手袋をしたうえで、ゴム手袋を使用します。
⇒
皮膚疾患
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