Subject  : リンゴ病(伝染性紅斑)

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 リンゴ病(伝染性紅斑)
顔面、特に頬部に蝶形または平手打ち様紅斑 が出現 した後、上・下肢に対称的に小豆大〜爪甲大の紅斑が現れる病気です。 5〜14歳に多くピークは5〜9歳

 ヒトパルボウイルス B19による 。
特有の発疹は感染後 17〜18日頃に現れます 。

 【症状】
 軽い咳,鼻汁などのかぜ症状が 1週間位前から出ることもあります。顔面、特に頬部に蝶形または平手打ち様紅斑 が出現 した後、上・下肢に対称的に小豆大〜爪甲大の紅斑が現れます。次第に拡大融合しやがて中心より消退し、レース状、網目状、地図状の紅斑となります。数日〜1週間の経過で消失します。この間掻痒感はありますが色素沈着はありません。
          熱は、微熱程度で稀に頭痛、倦怠感、咽頭痛、筋肉痛、関節痛、腹痛などがみられます。
合併症として、 関節痛、関節炎、脳症、溶血性貧血が知られていますがまれです。
妊婦が感染すると、流産、死産、胎児水腫などをおこすことがあります。

 【治療法】
特別な治療法はありません
日光に当たると症状がぶり返し、ひどくなることがあります。
強い痒みには抗ヒスタミン剤の内服薬や軟膏を使うこともあります。
 ⇒ こどもの感染症

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