Subject : ポリペクトミー(Polypectomy)
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ポリペクトミー(Polypectomy)
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ポリペクトミーとは主に食道や胃、大腸などの消化管の早期ガンおよびポリープの治療に用いられる外科的手法。開腹外科手術と比較して、内視鏡を用いるポリペクトミーの方が、より患者に少ない負担で手術を行える。
ポリペクトミーの場合、その大きさから根治手術に利用できるポリープや癌の大きさに制限があるが、主に、以下のような形で手術が行われる。
1.内視鏡を挿入する
2.スネアと呼ばれる器具で病変部の根元をつかむ
3.高周波電流により病変部を焼ききる。
- ● 高周波スネア
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高周波スネアと呼ばれるワイヤーを投げなわのように隆起物の根元にかけ、焼き切る方法と、ワイヤーを閉めて根元を壊死(細胞が死滅)させて自然脱落させる方法があります。高周波スネアで切除したポリープは、回収して組織検査することで、良性・悪性の判断や悪性度の判断が可能になります。
より小さなポリープやくびれのないポリープの場合は、クリップ状のホットバイオプシ鉗子(かんし)でつまんで切除することもあります。この鉗子は切除と止血が同時にできます。
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