Subject  : AFP(α-フェトプロテイン)

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 AFP(α-フェトプロテイン) 
 Alpha-fetoprotein(AFP)は、67kDa の血漿糖タンパク質で、単量体、二量体あるいは三量体として存在し、卵黄嚢や胎児の肝臓において産生されます。胎児血清ではアルブミンとほぼ同量存在すると考えられており、エストラジオールや、銅、ニッケル、脂肪酸、ビリルビンと結合し、血中においてキャリアタンパク質として機能します。成人の AFP発現量は、肝臓癌や奇形腫と関連付けられ、健常者における発現量は検出可能なレベルながらも低いことが知られています。胎児の脊椎披裂や、無脳症をスクリーニングするため、羊水中の AFP量が、腎性タンパク質の不足測定に使用されます。

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 ⇒ 腫瘍マーカー

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