Subject : フルボキサミン(Fluvoxamine)
カテゴリー: 健康・医療情報 > 薬学
フルボキサミン(Fluvoxamine)
-
フルボキサミン(Fluvoxamine)は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬に分類される抗うつ薬のひとつで、ベルギーの化学会社ソルベイによって創製された。 1999年5月に、日本で最初に発売されたSSRIである。日本ではルボックス、デプロメールの商品名で知られ、うつ病・うつ状態、強迫性障害、社交不安障害に適応がある。処方箋医薬品である。
フルボキサミンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)であり、強迫性障害の治療のために食品医薬品局(FDA)によって承認されており、うつ病を含む他の症状に使用されます。フルボキサミンは、感染症の治療についてFDAに承認されていません。
- ■ フルボキサミンの抗炎症効果とCOVID-19で使用する理由
-
マウス敗血症モデルでは、フルボキサミンが免疫細胞のシグマ1受容体に結合し、炎症性サイトカインの産生が低下することがわかりました。1ヒト内皮細胞とマクロファージのinvitro研究では、フルボキサミンは炎症性遺伝子の発現を減少させました。2非臨床試験で観察されたフルボキサミンの抗炎症作用がヒトでも発生し、COVID-19の設定に臨床的に関連するかどうかを確認するには、さらなる研究が必要です。
⇒
開発中のCOVID-19の治療薬
[メニューへ戻る]
[カテゴリー一覧]
[HOMEへ戻る]
[前のページに戻る]