名称 | メモ |
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サリドマイド薬害事件 | サリドマイドは1957年にドイツのグリュネンタール社から発売された睡眠薬の名称です。副作用により多くの奇形児が誕生した。日本では大日本製薬が販売したイソミンやプロバンMにサリドマイドが含まれていました。日本では約10:22 2021/10/01309人の被害者が発生した。 |
スモン病薬害事件 | 整腸剤キノホルムが原因とされている薬害事件。キノホルム投与後、腹痛、下痢、しびれ、痛み、麻痺、視力の低下などの症状が起こる。日本では約7500人の被害者が居るとされている。 |
クロロキン | クロロキンを長期にわたって投与すると、クロロキン網膜症という副作用が発生した。症状は視力の低下等がある。日本では約1000人の被害者が居るとされている。 |
塩酸イリノテカン事件 | 肺癌や大腸癌など各種癌に使用される抗ガン剤です。臨床試験時に多くの死者が出たようです。 |
ソリブジン | 単ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルスなどに効果のあるウイルス感染症の治療薬です。治験時に3名、発売後にも十数名の使者が出ています。 |
薬害エイズ事件 | 1970年代後半から1980年代にかけて、血友病患者にエイズ事件が混入した非加熱製剤を投与したことによりエイズ患者を生み出した事件。この事件で約1800人が非加熱製剤によってエイズウイルスに感染したといわれている。 |
薬害肝炎 | 止血剤として使われた血液製剤の、フィブリノゲン製剤と第9因子製剤に肝炎ウイルスが混入しており、これを患者に投与したことにより肝炎患者を生み出した事件。この事件で約1万人が肝炎に感染したと考えられている。 |
筋短縮症 | 筋肉注射による物理的な刺激、あるいは注射液による刺激が原因となって筋肉組織が破壊され線維化し、運動機能に障害が生じた症状。 |
小柴胡湯 | 柴胡と黄?(おうごん)を組み合わせた肺炎、感冒、慢性肝炎、胃腸疾患に有効とされる漢方薬です。インターフェロンとの併用や、肝硬変・肝癌の患者に投与すると死亡することがあります。 |
イレッサ | 癌の増殖などを抑える抗がん剤です。投与後に副作用として、急性肺障害・間質性肺炎を発病することがあり、日本でも数百人が亡くなっています。 |
MMRワクチン (ワクチン禍、接種禍事件) |
(新三種混合ワクチン、麻疹・流行性耳下腺炎・風疹混合ワクチン)1988年から1993年まで実施されていたが、無菌性髄膜炎発生率が高かったことから中止となった。 |
スティーブンス・ジョンソン症候群 | 皮膚粘膜眼症候群とも呼ばれている、紅斑、水疱、糜爛が皮膚や粘膜に現れる症状。原因の一つに、抗てんかん薬や、非ステロイド性抗炎症薬があげられている。 |
オセルタミビル(タミフル) | スイスのロシュ社からタミフルの名称で販売されているインフルエンザ治療薬。副作用として、突然死、心肺停止、意識障害、肺炎、窒息、異常行動などがある。ただし、一部はインフルエンザ自体の症状ともいわれている。 |
ロフェコキシブ(ビオックス) | CJD(薬害ヤコブ病) ドイツのB・ブラウン社が製造した乾燥硬膜「ライオデュラ」の硬膜提供者にヤコブ病の患者がいたことから、移植された患者がヤコブ病を発症した事件。 |
京都ジフテリア予防接種 | 1948年京都でジフテリア予防接種時に無毒化が不十分であったワクチンを接種されたことにより68名が死亡した事件。 |
島根ジフテリア予防接種 | 1948年島根でジフテリア予防接種時に無毒化が不十分であったワクチンを接種されたことにより15名が死亡した事件。 |
フィブリノゲン製剤 | C型肝炎ウイルスに汚染された血液製剤フィブリノゲンを使用したことにより引き起こされた薬害肝炎問題。日本では旧ミドリ十字が製造販売していた。日本では1万人以上がフィブリノゲン製剤により肝炎に感染したとされている。 |
クリスマシン | 血液凝固第IX因子を抽出精製した非加熱製剤で、C型肝炎やエイズに感染していた血液を使用したため、薬害エイズ事件や薬害肝炎の原因にもなった。 |
PPSB−ニチヤク | 血液凝固第IX因子を抽出精製した非加熱製剤で、C型肝炎に感染していた血液を使用したため薬害肝炎の原因にもなった。 |
ホスピタルダイエット | (別名、MDクリニックダイエット等)タイ製のダイエット目的とされる医薬品。国内では未承認の医薬品成分や向精神薬が含まれており、使用者が呼吸困難等で死亡している。 |
バイアグラ | 性的不能治療薬で、ニトログリセリンや硝酸系製剤等を服用している者が使用すると心筋梗塞や臓器不全で死亡することがある。 |