Subject  : 4p欠失症候群(指定難病198)

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 4p欠失症候群(指定難病198)4p欠失症候群(指定難病198)
 染色体検査により4番染色体短腕(4p16.3領域)に欠失があることが証明されるため、4番染色体短腕に位置する遺伝子群の半数不全(haplo-insufficiency)が原因である。

 【原因】
 染色体検査により4番染色体短腕(4p16.3領域)に欠失があることが証明されるため、4番染色体短腕に位置する遺伝子群の半数不全(haplo-insufficiency)が原因である。

 【症状】
 特徴的顔貌、成長障害、重度の精神発達の遅れ、筋緊張低下、難治性てんかん、摂食障害など。

 【治療法】
 精神発達の遅れに対しては、運動発達、認知、言語、社会性の能力を伸ばすための訓練などを行う。けいれんに対しては、抗けいれん薬(バルプロ酸、Ethosuximide、 Diazepam等)の投与を行う。摂食障害に対しては、摂食訓練を行う。また、胃食道逆流症がある場合は胃瘻造設、噴門部縮小術などの外科的治療を行う。心疾患に対しては必要に応じて手術や薬物療法を行う。

<出典:難病情報センター>
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