Subject : カビを取り除く薬の種類と特徴
カテゴリー: 生活情報
カビを取り除く薬の種類と特徴
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市販されている塩素系カビ取り剤は、カビの胞子や菌糸を殺菌し、さらに漂白してカビを消す効果があります。一方、塩素系漂白剤もカビを取る効果とては、カビ取り剤とそう変わりません。つまりカビ取り剤も塩素系漂白剤も、主成分が次亜塩素酸ナトリウムで、内容はほぼ同じだからです。
他にも、シリコンカビ取りや 乳酸系カビ取り剤 などもあります。
また、液状、泡やジェル状にスプレーできるタイプなどいろいろな形態があります。
- ● 塩素系漂白剤
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市販されている塩素系カビ取り剤は、カビの胞子や菌糸を殺菌し、さらに漂白してカビを消す効果があります。、洗濯用の「ハイター」(花王)や、キッチン用の「キッチンハイター」(花王)、「キッチン キレイキレイ お台所の除菌&漂白」(ライオン)など。
カビ取り剤とキッチン用漂白剤には、界面活性剤が入っていて、殺菌漂白効果に加えて、汚れ落とし効果などもあります。洗濯用漂白剤には界面活性剤は入っていません。
漂白剤のほうが濃度が高い。
- ● 塩素系カビ取り剤
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「カビキラー」(ジョンソン)は5分でゴムパッキンのカビを落とすのが特徴です。
「カビキラースーパー」は、一般的なカビであれば2〜3分で、速くカビが消えるのが特徴です。
ゴムパッキンなどへの浸透性がよい界面活性剤が使われていて、ゴムパッキンやシリコン系充てん材のカビもかなり落とすことができるというもの。
「カビキラーマイルド」(ジョンソン)は、「カビキラースーパー」の塩素系成分を40%カットして、においや目への刺激を少なくしたものです。そのかわりカビが消えるまで10数分かかります。
「カビとりハイターストロング」(花王)は、プラスチックやゴムパッキンなどへの浸透性がよい界面活性剤が使われていて、ゴムパッキンやシリコン系充てん材のカビもかなり落とすことができます。
「ルックカビ取りジェル」(ライオン)は、黄色いジャル状にスプレーできるユニークなカビ取り剤で、「カビキラーマイルド」よりも、においがマイルドのようです。
スプレーして黄色い色が消えたら(約15分)カビ取り完了のサインなので、自然とこすらないようになることと、放置する時間がわかりやすいのが特徴。
「カビ取りジェル タイル目地用」(ヘンケルジャパン)です。チューブに入ったジェル状で、チューブから直接タイル目地スーッと、たれずに、とても楽に塗れます。
たれにくく、手や衣服につきにくく、においや目への刺激がほとんどありません。
石けんカスをはじめ、カルシウム汚れにも効果があるので、バス用クリーナーとしても使えます。
- ● シリコンカビ取り
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「シリコンカビ取り」(日本ミラコン産業)は、シリコン系のゴム状シールのカビを落とカビ取り剤。ゴムパッキンのカビがよく落ちるように設計されている。
ステンレス浴槽やアルミサッシにカビ取り剤がつくと変色することがあります。
- ● 乳酸系カビ取り剤
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「かびコロジ」(サンデーペイント)は、ヨーグルトなどに使われている発酵乳酸が主成分の乳酸系カビ取り剤です。刺激臭がなく、弱酸性なので手袋なしの素手で作業ができ、衣服についても脱色しないので、安全にカビ取りができます。
ただ、カビの殺菌力では塩素系に負けませんが、漂白効果はありません。
塗ってしばらくおいてから、カビをこすり取ります。
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カビ取り剤を使うときの注意点
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カビが繁殖する条件
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