Subject  : 家のダニ対策

カテゴリー: 生活情報


 家のダニ対策
 家の回りには,多くのダニが生息しています。その中でも,ぜん息の原因となるダニ,人を刺すダニがいます。
人が住む場所、特に室内の畳、カーペット、布団などには生息数の多少はありますが、どんな家庭でもダニが住み着きます。アレルギーの原因となる物質をアレルゲンといいますが、住宅内にあるダニのアレルゲン(ダニの生体、死骸、糞など)は小児気管支ぜん息やアトピー性皮膚炎の原因のひとつになっています。
対策は以下の通りです。

● 湿度を下げる (室内の相対湿度は50〜60%が理想です)
相対湿度が70%以上になると、ダニが繁殖しやすくなります。また、湿度が高い家では、ダニの餌となるカビが生えやすくなります。

● 洗濯+乾燥
掛けぶとんは薄いものを複数使うようにして、自宅の洗濯機でこまめに洗濯すると効果的です

● 日光に十分干した後、掃除機で表面を吸引
敷きぶとんは日光に十分干した後、掃除機で表面を吸引すると、ダニの死骸や糞を取り除くことができます。乾燥機を使うのも効果的です。
使っていないふとんでも、こまめに干しましょう。

● 掃除機による吸引
畳やカーペット、床は掃除機で吸引します。吸引時間は、畳1畳あたり1分、カーペットは1uあたり20秒以上が理想です。
人体から発生したフケや垢、食事の食べこぼしはこまめな掃除で取り除くと有効です。
畳やカーペットは定期的に取り外して日光で乾燥させたり、裏面に風を通すことが理想です。

● 熱処理
畳の中でダニが大発生した場合には、業者に依頼して熱処理する方法もあります。(有料です。一部熱処理できない畳もあります)

● ダニ駆除剤の使用
直接噴射型のダニアース(アース製薬 株式会社)やバルサンシリーズのように、屋内など閉鎖された空間にいる害虫の駆除に用いるタイプがあります。
煙型には、「水との化学反応で噴射させるタイプ」と「通常くん煙タイプ」は煙型で、火災報知機のなかでも「煙感知機」に反応してしまうものもあります。
ガス型は、足で踏めば煙が出ますが、一部を除くプッシュ式が採用している「霧タイプ」はガス型で、ガス感知機に反応する場合があります。

 ⇒ 身近にいるダニと被害
 ⇒ 虫刺され

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