現在インターネットには、スーパーコンピューターやワークステーションからパソコン、TVに至るまで、様々な機器が接続されています。 そのようなバラバラな機器どうしで情報をやりとりするために最低限の
通信規則(プロトコルという)があります。
TCP/IPと呼ばれるプロトコルがそれです。
そのTCP/IPに添って、電子メールをやりとりしたり、ホームページを見たり、ファイルの転送などができるように、さらに幾つかの通信規則があます。 そういういくつかの約束事があるおかげで、別々の機器どうしでも、インターネットを使った通信ができるのです。
インターネットはいくつものネットワークの集合です。 ですから私たちの送った情報は、いろいろなルートを伝わって流れていきます。途中で何度も交差点(=ネットワークとネットワークの繋ぎ目)を通ることになります。
どのルートを通って目的の場所へ情報を運ぶのかを決めるのは、各交差点にいる案内人(=ルーター)と呼ばれるコンピュータです。
ルーターは、届いた情報の宛先を読んで、次のルートを指示します。 そして次の交差点にはまた別なルーターがあって、その次のルートを指示します。
このようにして私たちの情報は、目的地がどんなに遠くても、届くことになります。
しかしながら情報が確実に届いているとは限りませんので注意が必要です。
また、ご家庭のパソコンを電話回線につないでもインターネットにすぐには接続できません。
通常はインターネット接続業者(=プロバイダー)と契約をする必要があります。
つまり、プロバイダーとの契約費用、使用にかかる費用、それとプロバイダー
までの回線使用料(電話代)がかかることになります。