ネットワーク上のホスト

ネットワーク上には、いろいろな機器が接続されており、それらを 「ホスト （host）」と呼びます。 ホストはコンピューターの他に、ルータやネットワークにつながった プリンターも含まれます。ホストには、個々に必ず IPアドレスが 付けられています。
ハブはホストではありません。一見、ルーターと同じ様に見えますが、 ただケーブルを分配しているだけで、ケーブルと同様に見なします。 ハブにはIPアドレスもありません。
同じネットワーク内のホスト（パソコン）同士は、自由に通信ができます。 しかし、他のネットワークにあるホストとは、直接通信が行なえません。 他のネットワーク上にあるホスト（パソコン）と通信するためには、 「ゲートウェイ （gateway）」というホスト （通常、ゲートウェイとなるのは、ルータ） を通すことで、間接的に通信をすることができます。
一般の家庭や企業では、プライベートアドレスを使ってネットワークを 組んでいます。インターネットへアクセスするためには、ルータ という機器を設置します。ルータは、プロバイダーからグローバルアドレス をもらっており、インターネットにつなぎたいホスト（パソコン）に 正式なIPアドレスを貸してくれるのです。 このように、ルータ（ゲートウェイ）には イーサネット側の プライベートIPアドレスとインターネット側のグローバルIPアドレスを 変換する NATという機能が備わっており、これによって ローカルネットワークからインターネットへと接続することができます。

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