フィールド名 | ビット長 | 説 明 |
---|---|---|
バージョン(Version) | 4 | IPヘッダの構造を識別するため、通常は4 |
ヘッダ長(IHL) (Internet Header Length) |
4 | IPヘッダの大きさを表す。 |
サービスタイプ (TOS:Type Of Service) |
8 | IPのサービスの品質を表す。優先度、低遅延要求、高スループット要求、高信頼性要求などの指定を行う。 |
パケット長(Total Length) | 16 | IPパケットの全体のサイズ(オクテット長)を表す。 |
識別子 (ID:IDentification) |
16 | 分割したデータを復元する際の識別子を付加する。 |
フラグ(Flag) | 3 | 最後か後に続くパケットがあるかどうか、パケットの分割ができるかどうかといったパケットの制御に関する情報を付加する。 |
フラグメントオフセット (FO:Fragment Offset) |
13 | 分割されたIPパケットが何番目か示すシーケンス番号を付加する。 |
生存時間 (TTL:Time To Live) |
8 | IPパケットがネットワークに存在できる時間を秒で表す。 ルータは、IPパケットの生存時間を減らし、0になった時点で破棄する。 |
プロトコル(Protocol) | 8 | 上位層のトランスポート層のプロトコルが何であるかを表す。(TCP) |
ヘッダチェックサム (Header Checksum) |
16 | IPパケットの破損を確認するための情報を表す。 |
送信元IPアドレス (Sauce Address) |
32 | 送信元のIPアドレスを表す。 |
送信先IPアドレス (Destination Address) |
32 | 送信先のIPアドレスを表す。 |
オプション(Options) | 可変長 | 通常は使用されない。テストやデバック時に使用される。 |
パディング(Padding) | 可変長 | ヘッダ長が32ビットの整数倍にならない場合、0で穴埋め (パディング)をして調整する。 |