Subject   : ファストイーサネット(Fast Ethernet)

カテゴリー  : インターネット・通信 


 ファストイーサネット(Fast Ethernet)
通信速度を100Mbpsに高めた高速なEthernet規格。Fast Ethernetには、より対線を利用した100BASE-TXと光ファイバーを利用した100BASE-FXがある。100BASE-TX用の機器は10BASE-Tと互換性のあるものが多く、1つのネットワークに混在させることができる。Fast Ethernetをさらに高速化して1Gbpsの通信速度を実現するGigabit Ethernet規格の策定が進んでいる。

● 100BASE-FX
光ファイバーを用いた100MbpsのLAN。集線装置(ハブ)を介して各機器を接続するスター型LANで、最大伝送距離は、マルチモード光ファイバーを用いた場合412m(半二重)もしくは2km(全二重)、シングルモード光ファイバーを用いた場合20km(全二重)である。
● 100BASE-T
より対線(ツイストペアケーブル)を伝送媒体に使う規格群を総称して100BASE-Tと呼ぶ。100BASE-T規格には、100BASE-T2、100BASE-T4、100BASE-TXの3種類がある。100BASE-T規格群はIEEE 802.3uとして標準化されている。100BASE-Tは集線装置(ハブ)を介して各機器を接続するスター型LANで、最高通信速度は100Mbps、最大伝送距離は100mまでである。100BASE-T用の機器は10BASE-Tと互換性のあるものが多く、1つのネットワークに混在させることができる。

   ⇒ インターネットのしくみ

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