Subject   : FAT(File Allocation Table)

カテゴリー  : パソコン 


 FAT(File Allocation Table)
MS-DOSで採用されたファイルシステムで、ファイルのサイズと ディスクドライブ上の位置を記録したテーブル(FAT)でファイルを 管理をします。
ファイル名は8.3文字形式(ファイル名8文字+拡張子3文字)で、 大文字と小文字は区別しないなどの特徴があります。
Windows95/98、Windows NT/2000、OS/2でもサポートされていますが、 MS-DOS時代のFATはFAT16(またはフロッピーディスク専用のFAT12)で、 32ビット版のFAT32では機能的に拡張されました。
WindowsNTはファイルシステムとしてFAT12/16と NTFSの両方をサポートし、 Windows2000はFAT12/16/32とNTFSをサポートしています。 両方とも、 インストール後にFATからNTFSに変更することもできますが、 NTFSからFATに変更することはできません。
● FAT32ファイルシステム
Windows 95 OSR 2.0以降やWindows 98/Meで利用されるファイルシステム。 ディスクを2の32乗(=約42億)の小さな単位に分割して管理する。 最大2TBまでの領域を管理できる。 FAT16でも管理できる2GB以下の容量のディスクをFAT32で管理すると、 管理効率が高まって無駄な領域が減るため、ディスクを有効利用できる。
● FAT16ファイルシステム
Windows 3.1やWindows 95で利用されるファイルシステム。ディスクを2の16乗(=65536)個の小さな単位に分割して管理する。最大2GBまでの領域を管理できる。2GBを超える容量のディスクを利用する場合は複数の領域(パーティション)に分割する必要がある。

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