Subject   : NTFS(NT File System )

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 NTFS(NT File System )
Microsoft社のOSであるWindows NT/2000/XPで使われるファイルシステム。 NTFSは複数ユーザがアクセスするサーバでの運用を念頭において設計されて いるため、MS-DOSやWindows 95などの FAT/FAT32ファイルシステムにはない、 アカウントごとのアクセス権設定機能を持ち、 ファイルごとにアクセスできる人を指定する機能があります。
また、ファイルが破損する恐れを最小限に留めることができます。 Windows 2000以降で使われているNTFS(NTFS 5とかNTFS 2000と 呼ばれているもの)はジャーナリングファイルシステムとしての機能を 持つようになり、突然の停電などに見舞われた時にデータが失われる 可能性が低くなっている。
また、Windows 2000のNTFSは、ファイルシステムレベルでの暗号化なども 可能になったNTFS5(NTFS Version5)です。
● EFS(Encrypting File System)
Windows 2000/XPの標準ファイルシステムであるNTFSが持つファイル暗号化機能。 ファイルやフォルダに「属性」として設定され、暗号化属性が付加された ファイルはディスク上に暗号化された状態で記録される。  暗号化されたデータは暗号化を行ったユーザしか復号化できないため、 他に同じファイルにアクセス権を持つユーザは、データを復号化できないために 事実上アクセスが不可能になる。 ただし、暗号化を行なったユーザが所属するドメインやマシンの管理者は 例外的にデータを復号化できる。
● NTFS5(NT File System Version5)
NTFSを拡張したファイルシステムで、Windows2000でサポートされている。NTのNTFSでサポートしていた機能に加え、ディスククォータ、スパースファイル、ファイル暗号化、リパースポイントなどの機能が加わっている。


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