Subject   : ブートローダ(boot loader)

カテゴリー  : パソコン 


 ブートローダ
コンピュータの起動直後に動作し、OSをディスクから読み込んで 起動するプログラムのことです。 実際には、起動ディスクの「MBR」(Master Boot Record)と呼ばれる 領域に記録されたプログラムが別のプログラムを呼び出し、 ブート処理は呼び出されたプログラムが行なうという二重構造に なっています。
複数のOSに対応したブートローダでは、ブートローダに複数のOSを 登録することにより、必要に応じて起動時にOSを選択することも できます。(マルチブート) OSが2種類の場合は「デュアルブート(dual boot)」といいます。
Linuxに付属する「LILO」(LInux LOader)や、Windows NTに付属する 「OS Loader」があります。 また、OSの登録・選択が容易になるよう工夫されたブートローダが 市販されています。

● MBR:Master Boot Record
パソコンの起動時に最初に読み込まれるハードディスク上の部分 (セクタ)。 ハードディスクの先頭に置かれ、ハードディスク内に収められた どのOSをどのように起動するかなどの情報が記録されています。 パソコンを起動するとまずMBRが読み込まれ、「ブートローダ」と 呼ばれるプログラムが動作します。 ブートローダはパーティション (ハードディスク内の領域)の位置や大きさなどを記録した パーティションテーブルを読み込み、起動するパーティションの 「ブートセクタ」と呼ばれる領域を読み込む。 ブートセクタに置かれたプログラムは、そのパーティションに 置かれたOSを起動する。 MBRの情報が破壊されてしまうと、 パソコンは起動不能となってしまう。
   ⇒ パソコンの仕組み

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]